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サステナブル、環境、温暖化、省エネ、生物多様性、エコ・・・などをキーワードに、
各々自由な思いを綴るコーナーです。

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2 式年遷宮
1 ヨコハマの蝶


式年遷宮

昨今の環境系のキーワードとして目にする「サステナブル」という言葉。
「持続可能であるさま。特に、地球環境を保全しつつ持続が可能な産業や開発などについていう(大辞泉)」
なんだか分かったようで分かりづらい。イメージしづらい。

日本でのサステナブルを建物で思い浮かべてみると・・・
現役でつかわれている歴史的建造物などは該当しそうだ。
そして建物そのものではないが、式年遷宮などもあてはまりそうだ。

式年遷宮といえば伊勢神宮。
日本の総氏神である天照大神(アマテラスオオミカミ)を祭る伊勢神宮では、20年に一度社殿を新しく建て替える。
飛鳥時代に天武天皇の時代にこの制度はつくられ、690年に第一回の式年遷宮がおこなわれて以降、南北朝の動乱期や室町時代などに一時的に中断したり、資材不足で変化せざるを得ない部分や技術もあったが、現在までおよそ1300年において続けられ、2013年には第62回の式年遷宮を迎える。
御正殿(ごしょうでん)を始め神宮のすべての神殿や御垣内(みかきうち)の建物全てを隣接する敷地・戸殿地(こでんち)に建て替えし、さらに殿内の御装束(おんしょうぞく)や神宝を新調する。式年遷宮は、その8年前から準備が始められ、多数の諸祭とともに進められていく壮大な儀式だ。

伊勢神宮
             伊勢神宮
20年という理由には諸説あり、たとえば、
唯一神明造と呼ばれる建築様式の神殿を維持していくためには20年がふさわしい年月であるという説や、20年に一度元旦と立春が重なるという大陸渡来の暦からという説、稲の貯蔵年限の最長が20年ほどという説があるが、いずれにしても木造の建物自体の老朽化が理由ではないようだ。
ともあれ20年という年月がひとつの節目であり、再生することによって、恒久の繁栄を目指したとも考えられている。

また、伊勢神宮で使用されている部材、用材は、後々まで有効に利用されている。たとえば内宮と外宮の御正殿の柱持柱は、削りなおして鳥居として再利用され、その鳥居はさらに20年後に違う箇所での烏居として再々利用され、そのあとも屋根の修繕に用いられるなどといった形で、無駄なく活用される。
他の神社への用材としても利用されることもあるという。
素材としての物自体は後年までさまざまな物に生まれ変わっていく。              
新しく必要となる用材も、背後の敷地に計画的に植樹し、自給を目指して森林管理をおこなっているという。
これら一連の継承するという取組みには、まさに「持続可能性」の要素がうかがえそうだ。

実は、式年遷宮は伊勢神宮だけのものではない。
住吉大社では、現在においても式年遷宮として、全面的な建て替えではないが本殿の大規模な修繕、改修をおこなっている。
出雲大社では、約60年毎に大規模な改修をおこなっている。
古く由緒ある神社、香取神宮、鹿島神宮、宇佐神宮、春日大社、諏訪大社などでも以前は式年遷宮がおこなわれていたという。

日ごろ初詣くらいしか接点のない神社なども、そういった目線であらためてみてみると、あたらしい発見があるかもしれない。

式年遷宮の例は、一般の建物で考えた場合には資金面も含め実現は難しいが、このような「継承する」という考え方は、「持続可能な」モノや社会を実現するためのヒントになりうるのではないかと思う。




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